TECHNOLOGY

ベルリプレイス工法

「経済性と施工スピード」に 優れた改築推進を実現しました。
塩化ビニル管の優位性で長寿命化に貢献し、ライフ サイクルコストを縮減します。

分類

ベルリプレイス工法性能

性 能 立 坑 環 境
  • 1スパン 50m
  • ヒューム管&塩ビ管の改築に対応
  • 地下水以下にも対応
  • 発進 D2000
  • 到達 既設人孔
       D900(斜壁撤去)
  • 耐食性・耐震性・長寿命
  • 建設残土の低減
  • 工期短縮・交通渋滞縮減

ベルリプレイス工法の特長

1. 日進量15m以上を実証!
パイロット破砕機の破砕刃の押し拡げを繰り返しながら既設管を破砕し、元押方式で推進することで、掘進スピードが驚異的に早く、日進量15m以上を公開実証実験で実現しました。
2. 掘進のスピード化により、コストダウンが図れる!
掘進のスピード化により、作業日数が大幅に縮減され、機械損料や施工費及び安全対策費用等のコストダウンが図れます。
3. 1号人孔到達が可能!
1号人孔の斜壁を撤去した状態(内寸法Φ900確保)で回収が可能です。
4. 環境にやさしく、経済的!
パイロット破砕機の破砕刃で既設管を押し拡げながら、地山に破片を押し込み、既設管内径を20mm拡げて新管を順次推進します。
5. 周辺の埋設管等への影響が少ない!
パイロット破砕機で押し拡げる範囲は既設管外形から20~30mm程度なので、周辺埋設管への影響が少なくなります。
6. 地下水以下の施工条件でも施工可能!
パイロット破砕機は止水装置を装備しており、地下水がある条件下でも施工可能です。

ベルリプレイス工法パイロットタイプ

〈ベルリプレイス工法 パイロットタイプ適用管〉

既設管 呼び径
開削用鉄筋コンクリート管
開削用硬質塩化ビニル管・陶管
Φ300
新管 呼び径 管長
推進用硬質塩化ビニル管 Φ300
Φ250
1m

〈ベルリプレイス工法パイロットタイプ システム〉

ベルリプレイス工法パイロットタイプは、既設管をパイロット破砕機で押し拡げながら破砕し、後続の掘進機に新管(塩ビ管)を接続して推進する工法です。

〈パイロット 調整ギア〉
〈パイロットタイプシステム図〉
〈施工概念図〉

〈パイロット破砕機 破砕イメージ〉

■ 既設管の拡幅
破砕刃で既設管を押し拡げて、地山に破片を押し込みながら既設管の内径を20mm拡幅します。
〈破砕刃で押し拡げられた既設管のイメージ〉
■ 「尺取虫方式」で泥水を止水
パイロット破砕機には、掘進機との空間に充填した泥水を止水させるため、ゴム製の2箇所の止水装置を装備しています。到達側からエアーを注入し、既設管の内面に圧着させることにより止水が可能となり、前方・後方の止水装置を連続運転し油圧式シリンダーを伸縮させます。
〈パイロット破砕機の伸縮〉
〈止水装置の動作(ステップ別)〉

ベルリプレイス工法クラッシュブレードタイプ

〈ベルリプレイス工法クラッシュブレードタイプ適用管〉

既設管 呼び径

開削推進用鉄筋コンクリート管、陶管

開削推進用硬質塩化ビニル管
(※SUS、T形鋼製カラー)

ダクタイル鋳鉄管
(※K形、NS形、GX形)

Φ250

Φ450
新管 呼び径 管長

推進用硬質塩化ビニル管

推進用ダクタイル鋳鉄管

さや管内:ポリエチレン管
     ダクタイル鋳鉄管
     (NS形・GX形)

Φ250

Φ450
1m

〈ベルリプレイス工法クラッシュブレードタイプシステム〉

ベルリプレイス工法クラッシュブレードタイプは、既設管をクラッシュブレードで押し拡げて破砕推進する工法です。

〈クラッシュブレード〉
〈クラッシュブレード タイプシステム図〉
〈施工概念図〉