工事部
土木工事部に所属し、現在は園田西武庫線の地下道路構造物を構築する工事に現場監督として従事しています。この現場は9年に及ぶビッグプロジェクトで、企業の工場敷地の地下に道路を造るため、材料の発注や、業者間の調整、工種毎の品質出来形の管理など、業務は多岐にわたります。そうした中でやりがいを感じるのは、自分で計画を立て、協力業者と打合わせをし、お互いが納得できる、より良い計画にすること、そして、その施工がスムーズに運びうまくいったときです。また、万が一トラブルが発生したときでも、その解決策を導き出し、工事を完了させたときは大きな達成感が得られます。一つの目標に向かって、様々な道筋を模索し、工事を完成させる。その過程が、この仕事の非常に面白いところであり、やりがいを感じます。

新井組に入社したのは、私が兵庫県出身で、新井組が兵庫県内でトップクラスのゼネコンだったからです。実際に入社して、まず感じたのは先輩方の技術力の高さ。先輩方がとても仕事熱心で、その熱い気持ちに何とかついていこう、いつかは超えてやろう、という気持ちで日々を過ごしています。また、新井組では、早い時期から責任のある業務を任せてもらえることも魅力ではないでしょうか。現在は入社後4つ目の現場で、すでに現場代理人として施工についてほとんど任せてもらっています。現場代理人は社長の代理で契約内容の変更や承認等の行為を担うため、大きな責任とやりがいを感じます。毎回工事が完了するたびに、現場監督として自分自身が成長できている実感があります。たとえ失敗したとしても先輩方がフォローしてくれる、先輩に質問したら必ずアドバイスが返ってくる、こんなふうにしたいと提案すれば「わかった、君の案でいこう」と聞いてもらえる。そんな環境だからこそ、若手が積極的に発言し、のびのびと仕事に取り組めるのだと思います。

実は入社した当時、私はあまり積極的な方ではありませんでした。それが、40代、50代のベテランの先輩方が私たち若手としっかりコミュニケーションをとろうとしてくれて、こちらからも頑張ってコミュニケーションをとれば、しっかり受け取ってもらえることを実感できました。それから少しずつ、積極的に考えて行動できるようになっていきました。私は新井組に変えてもらったのです。新井組は人として成長できる会社だと思います。5年目になり、これからは、私たちの世代が会社を引っ張っていかなければなりません。公共工事が多い土木の分野は、「人のためになる仕事」です。企業として利益を追求することも大事ですが、私は新井組を今後も社会に貢献し続け、「人のためになる仕事」を続ける会社として、未来に向かって引き継いでいきたいと考えています。
南 圭太Keita Minami
本社/土木工事部/2018年入社