新着情報
サステナビリティ
森の世話人活動報告 第53回(2025年11月29日)
晩秋の澄んだ青空の下、森の世話人活動を実施しました。
今回は、立ち枯れた樹木の伐採や倒木の処理、電動草刈り機によるネザサ刈り、そして苗木の保護作業を中心に行いました。冷たい空気が漂う中にも、陽光に照らされた紅葉が美しく、作業の合間に自然の彩りを楽しむことができました。
特に今回は、活動地のメインとなる油コブシ登山道の交差部周辺での整備と、過去に植えた苗木の保護に力を入れました。寒天山道に植えたモミジの中には、植樹から約10年を経て樹径が10㎝ほどに成長したものもあり、森の再生が着実に進んでいることを実感しました。
11月に入ってからの冷え込みで紅葉が一段と進み、活動地のコハウチワカエデやイロハモミジが鮮やかなグラデーションを描き、まるで自然が織りなす絵画のような景色を楽しませてくれました。参加者からも「作業しながら四季の移ろいを感じられるのが、この活動の魅力」との声が聞かれました。
次回の活動は、来年3月初旬を予定しています。春の訪れとともに、森の新たな息吹を感じながら、再び皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。
