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包帯補強-SRF工法-

  既存の鉄筋コンクリートの柱や壁に、ポリエステル繊維をベルト状に織り込んだ高延性材(まさしく包帯)を巻き付け接着することで、強度・靭性及び軸耐力を向上させる耐震補強の合理化工法です。
大きな地震時の変形によりまず最初に崩壊してしまう、かぶり部分のコンクリート(鉄筋に守られていない外側のコンクリート)を包帯巻きにより直接補強し、その損傷・崩壊を防止します。
当社は、SRF工法の開発者である構造品質保証研究所㈱が組織する研究会の会員であり、設計段階から対応させていただきます。
     
柱補強の例 壁補強の例  
包帯補強-SRF工法- 柱補強の例 包帯補強-SRF工法- 壁補強の例 包帯補強-SRF工法- 包帯(高延性材)
包帯(高延性材)

【SRF工法の特徴】
  SRFの包帯補強工法は、従来の類似耐震補強工法(連続繊維補強工法や鋼板巻き工法)と比較して、以下の特徴があります。
  SRF工法 連続繊維補強工法 鋼板巻き工法
環境影響
工期
施工性
コスト
耐力
       
1) 補強材は宅配便で搬入できる軽量なもので、人力で巻き付け接着する簡便な工法であるため、機械や設備、あるいは溶接などの特殊技能が不要です。
2) 接着剤は無溶剤でホルムアルデヒドを含まないため、臭気がなく、また施工に伴う粉塵・騒音・振動が殆ど発生しないので、施設を利用しながら施工が可能です。
3) 「下地確認・補修→接着剤塗布・補強材貼付け→仕上げ」の3工程であり、また長期養生期間を要しないので工期は格段に短くてすみます。
4) 全工程を通して、揚重機や換気装置などの大きな資機材を必要としないため、狭い場所での施工が可能です。
5) 公的機関の定めた基準をクリアさせる補強から、建物の倒壊防止のための軸耐力補強、および生存空間確保補強、応急補強まで目的と条件に応じた補強ができます。
6) SRF工法で部分的に包帯補強しても全体のバランスを変えることがないので、ピロティー階や構造の変わり目などの特定階のみを補強することができます。
     
施設を利用しながらの施工事例
包帯補強-SRF工法- 特徴 包帯補強-SRF工法- 特徴 包帯補強-SRF工法- 特徴

【SRF工法の施工】
SRF工法の施工は次のように行います。
1)仕上材撤去 包帯補強-SRF工法-の施工 仕上材撤去      
仕上材を撤去し、接着面を露出させる 石膏ボードやクロスなどの仕上材を撤去する。モルタル仕上げや、塗装仕上げの場合、表面に著しい劣化や、浮きがなければそのまま施工可能。    
  下地補修
(必要な場合のみ)
2)接着剤塗布 包帯補強-SRF工法-の施工 接着剤塗布      
接着剤をクシ目ゴテで均一に塗布する 接着剤塗布量は、0.8kg/m2以上とし、くし目ゴテで厚さ0.5mm程度になるよう均一に塗布する。1回の塗布範囲は接着剤の可時間内にベルトの巻きつけが完了する範囲とする。
  計画層数
繰り返し
3)SRF補強材巻き付け 包帯補強-SRF工法-の施工 SRF補強材巻き付け      
たるみのないよう人力で張力を加えながら巻き付ける 柱1周+1面に水平に巻き付けたあと、人力でたるみがないよう引張りながら、1/4ずつずらし螺旋状にベルトを巻き付ける。巻き終わり部も柱1周+1面に水平に巻き付けて終わりとする。
   
4)仕上げ 包帯補強-SRF工法-の施工 仕上材撤去      
仕上材を行い補強完了 耐火や耐衝撃などの要求性能や、施工後の保守管理の容易さに応じて、適切な仕上げ工事を行う。    

【震動台実験】
  鉄筋コンクリート6階建の一区画を取り出した模型を設置した大型震動台実験では、包帯補強した柱は、震度7の地震波を繰り返し受けても殆ど損傷せず、建物が倒壊しないことが実証されています。
包帯補強-SRF工法- 震動台実験  
比較結果
包帯補強-SRF工法-包帯補強-SRF工法- 震動大実験(包帯補強-SRF工法-の場合)
7波目の地震にも柱は耐え抜き、壁も目立った損傷はありません。
鉄筋コンクリート包帯補強-SRF工法- 震動大実験(鉄筋コンクリートの場合)
4波目の時点で柱が大破し、壁も崩れてしまいました。

【柱・壁実験】
  柱の模型実験では、軸力支持能力に特に優れること、終局変形を超えても耐力が急激に減少することがないこと等が確認され、大型の壁補強実験では、開口壁の片側からの補強でもひび割れを分散させ、せん断破壊を防止できることが実証されており、(財)日本建築防災協会の技術評価 および(財)土木研究センターの建設技術審査証明を受けています。
柱補強
補強前
包帯補強-SRF工法- 柱・壁実験(柱補強前)
補強後
包帯補強-SRF工法- 柱・壁実験(柱補強後)
 
壁補強
補強前
包帯補強-SRF工法- 柱・壁実験(壁補強前)
補強後
包帯補強-SRF工法- 柱・壁実験(壁補強面)
補強面
包帯補強-SRF工法- 柱・壁実験(壁補強裏面)
裏面
 
連層開口壁実験
包帯補強-SRF工法- 柱・壁実験(連層開口壁実験)

【パンフレットのダウンロード】
包帯補強 防災拠点の耐震化 ピロティは
新耐震でも危ない!
包帯補強で
生存空間確保

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