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安震ブロック-RM耐震補強工法- -建築技術性能証明取得-

 増設壁による耐震補強において、ユニット化したコンクリートブロックを積み、その空洞部に鉄筋を配してモルタルで充填して増設した壁により耐震補強する合理化工法です。
補強組積ブロックであるRMユニットを用いることで、簡単にかつ速やかにRC壁と同等の耐力の耐震壁を造ります。
鉄筋と型枠を組んでコンクリートを打設する在来工法に比べて、型枠や仮設が不要になり、コストが削減され、工期も短縮できます。狭いスペースでも手軽に作業ができることも大きなメリットで、学校や病院、事務所ビルなど幅広い耐震補強工事に対応でき、建物を使用しながら工事を行うことが出来ます。
RM工法:組積耐震壁工法

【RM工法の特徴】
 補強組積造建物に使われるRMユニットを用いて、既存躯体内部にRC造と同等の剛性と耐力の耐震壁を増設します。これにより、建物に高い耐震性能を付加することができます。RC造の増設壁と比べて以下の特徴があります。
1) 型枠を使用しないことから、狭いところでの作業が可能となります。
2) RMユニット空洞部にモルタルを流し込むだけで耐力壁を増設し、RC壁と同等の耐力が期待できます。
3) 窓・ドア用の開口を設けた増設耐震壁とすることもできます。
4) 壁筋の最大間隔およびアンカー筋の最大間隔を400mmとすることが可能で、耐力に不要な最低鉄筋量を減らすことができます。
5) 目地幅を薄くすることで、高い施工精度が得られ、通常の10mm目地ブロックにおける1日の施工高さの制限を受けません。1日で耐震壁を積み上げることが可能です。
6) ブロック目地を芋目地とすることができ、構造体をそのまま仕上げ材とすることも可能です。
各種耐震補強工法の比較
RM工法の特徴

【RM工法の施工】
RM工法の施工は次のように行います。
RM工法の施工概要
既存躯体の仕上げ材の撤去、墨出し、目荒しなどの準備作業
  RM工法の施工概要
アンカー筋と割裂防止筋を施工
  RM工法の施工概要
RMユニットを壁筋を配筋しながら組積
RM工法の施工概要
RMユニット内部の空洞部に充填モルタルを打設
  RM工法の施工概要
壁体上部の型枠の施工後、無収縮モルタルを充填
  RM工法の施工概要
型枠の撤去

【性能確認実験】
 施工実験では、RMユニット空洞部に流し込むモルタルの流動性、充填性を確認しています。また、要素実験およびフレーム実験では、壁筋およびアンカー筋の最低鉄筋量、はしご筋の仕様における構造安全性を検討し、設計式の妥当性を確認しています。以上の実験結果により、RM工法の設計・施工指針を作成し,(財)日本建築総合試験所から建築技術性能証明を取得しました。
施工実験 フレーム実験 要素実験

【施工例】  
横浜国立大学自然科学系総合研究棟Ⅸ(工学基礎研究棟) (神奈川県)
施主 横浜国立大学
竣工 2008年
県立淡路盲聾学校耐震補強その他建築工事(兵庫県)
県立淡路盲聾学校耐震補強その他建築工事
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