名古屋での耐震補強工事増える
阪神大震災を本社で体験した新井組が開発した特殊技術を、東海地震に備える名古屋地区で耐震補強に展開する工事が増えています。新井組制振構法「APROVE」(アプルーブ)と、「RM工法」で手軽に耐震性に優れた壁を増設する工事です。
APROVEは特殊な粘弾性体(ゴム)を組み入れた制振装置を建物の構造体に取り付けることによって、地震エネルギーを吸収します。9月16日から、築36年になる4階建て・4棟・100戸の分譲マンションへの設置工事に入りました。
RM工法を採用している工場には、8箇所の壁を増設します。工事は1壁につきコンクリートのブロックを20段積み上げ、その上部からモルタルを充填するだけ。稼働中の工場で、狭いスペース、粉塵を抑える、専門工を使わない合理的な施工が9月上旬から進んでいます。
鉄骨造建物と鉄筋コンクリート造建物の接合部に、APROVEを適用する工事も同時進行中です。
