防災対策の擁壁を盛土で施工
兵庫県西宮市における防災対策工事の一部で、盛土を締め固めて擁壁を築造する、特許工法「PRISM」(プリズム) による初施工が2月末に終了しました。
舞台となったのは西宮市北部の山腹工として設けた擁壁です。カゴ枠に栗石を詰め込む工法で設計されていましたが、進入路がとれない山奥にあるため、栗石の搬入などの作業性を考え、施主にPRISMを提案しました。
2月1日に掘削に着手。下部コンクリートの上から60m3の現場発生土を25cmずつ2層で積み上げ、転圧した後に水平補強材を敷いていきました。10層に積んだ盛土の上部にコンクリートを打設した後は、PC鋼棒で緊張し(写真)、3週間で土による構造物が仕上がりました。
PRISMは環境保護を全面にアピールしているオリジナル技術です。現場発生土の利用やコスト低減に加え、外周に入れた植生マットから緑が芽生えるメリットもあります。
